2007年05月06日
サイレン 感想
映画『サイレン』のDVDを見たので感想でも。
タイトル:サイレン
ジャンル:サウンド・サイコ・スリラー
サイレン スペシャル・エディション
評価:35 (100点満点)
正直かなりの期待はずれでした。
ということでそういうスタンスで感想書くので面白かったと思った方はこれ以降読まないことを推奨します。
また重要なネタバレも含むのでこれから見る方も注意。
タイトル:サイレン
ジャンル:サウンド・サイコ・スリラー
サイレン スペシャル・エディション評価:35 (100点満点)
正直かなりの期待はずれでした。
ということでそういうスタンスで感想書くので面白かったと思った方はこれ以降読まないことを推奨します。
また重要なネタバレも含むのでこれから見る方も注意。
この作品、まず舞台からそもそも問題があったように思います。
外界から離れた島で、島全体が異常な雰囲気に包まれているというのは、ゲームなら問題はありません。
主人公が自分自身となって動くわけですからこれで充分感情移入はできます。
が、あくまで神視点となる映画の場合、こうした「何でもアリ」の舞台というのはよっぽど設定をしっかりと練り上げていてくれなければ、まったく現実感を感じることができないため、感情移入は非常に難しいです。
それでもTRICKのように面白おかしく見ていればいいようなものならいいのですが、ホラーやスリラーのように、感情移入できなければ怖さも面白みも全く伝わらないジャンルではその点が非常に重要になってきます。
が、残念ながらこの作品は世界観も人物描写もかなりおざなりとなってしまっています。
島民も弟も何を考えているか分からないということ以上のことは何一つ伝わらず、そんな人たちが何をしようと別にふーんで済んでしまいます。
そのため島にサイレンが鳴り響いても全く緊迫感のかけらも無く、島民や父親が襲い掛かってきても全然盛り上がらず、ただ雷の光がちかちかして非常に画面が見づらいだけのシーンとなってしまっていました。
鉄塔に島民が集まるシーンはまさに安っぽいゾンビ映画以下。
そして極めつけのあのオチ。
いきなり唐突にすべてが主人公の妄想だったということで今までの出来事が無かったことに。
鉄塔に集まってきていたのは彼女を心配して集まってきただけだと好意的に捉えることはできても、それでは説明の付かない出来事も色々あったはずなんですが、結局それらは全て投げっぱなし。
小屋から男が島民に引きずり出されていったのも、父親が家の中で暴れ出したのも、犬を殺してしまったのも全部夢だったとでも言うんでしょうかね。
一応、謎の赤い服の少女の存在や、ああやって異常者が島民全てを殺したとしても普通は死体が残るわけで、島民が「消えてしまった」というのには無理があることなどから、単なるDQN主人公の暴走だけでは無かったのかと思わせる要素も有るには有りますが、それならそれで、もう少しちゃんとほのめかすなり何なりして、謎の存在を印象付けてくれないと結局全て妄想だったのか、で片付いてしまいます。
ということでとにかく何もかもが描写不足で消化不良な感じとなってしまった感のある映画でした。
赤点を付けるほどにはひどくはありませんが、今作だけなら評価する部分も見当たらないというか。
もし続編など出て赤い服の少女の正体や、なぜサイレンの症状がこの島で起こるのかなどの謎が明かされることがあればこれはこれで有りと思えるかもしれませんが。
外界から離れた島で、島全体が異常な雰囲気に包まれているというのは、ゲームなら問題はありません。
主人公が自分自身となって動くわけですからこれで充分感情移入はできます。
が、あくまで神視点となる映画の場合、こうした「何でもアリ」の舞台というのはよっぽど設定をしっかりと練り上げていてくれなければ、まったく現実感を感じることができないため、感情移入は非常に難しいです。
それでもTRICKのように面白おかしく見ていればいいようなものならいいのですが、ホラーやスリラーのように、感情移入できなければ怖さも面白みも全く伝わらないジャンルではその点が非常に重要になってきます。
が、残念ながらこの作品は世界観も人物描写もかなりおざなりとなってしまっています。
島民も弟も何を考えているか分からないということ以上のことは何一つ伝わらず、そんな人たちが何をしようと別にふーんで済んでしまいます。
そのため島にサイレンが鳴り響いても全く緊迫感のかけらも無く、島民や父親が襲い掛かってきても全然盛り上がらず、ただ雷の光がちかちかして非常に画面が見づらいだけのシーンとなってしまっていました。
鉄塔に島民が集まるシーンはまさに安っぽいゾンビ映画以下。
そして極めつけのあのオチ。
いきなり唐突にすべてが主人公の妄想だったということで今までの出来事が無かったことに。
鉄塔に集まってきていたのは彼女を心配して集まってきただけだと好意的に捉えることはできても、それでは説明の付かない出来事も色々あったはずなんですが、結局それらは全て投げっぱなし。
小屋から男が島民に引きずり出されていったのも、父親が家の中で暴れ出したのも、犬を殺してしまったのも全部夢だったとでも言うんでしょうかね。
一応、謎の赤い服の少女の存在や、ああやって異常者が島民全てを殺したとしても普通は死体が残るわけで、島民が「消えてしまった」というのには無理があることなどから、単なるDQN主人公の暴走だけでは無かったのかと思わせる要素も有るには有りますが、それならそれで、もう少しちゃんとほのめかすなり何なりして、謎の存在を印象付けてくれないと結局全て妄想だったのか、で片付いてしまいます。
ということでとにかく何もかもが描写不足で消化不良な感じとなってしまった感のある映画でした。
赤点を付けるほどにはひどくはありませんが、今作だけなら評価する部分も見当たらないというか。
もし続編など出て赤い服の少女の正体や、なぜサイレンの症状がこの島で起こるのかなどの謎が明かされることがあればこれはこれで有りと思えるかもしれませんが。


